群数2群とひたすら界面反射を忌避して企図された3番目の35ミリレンズ。設計はジルヴェスター・フーバー。群数が少ないお陰でコーティングなしの割にはヌケが良い。2,8/3,5cmのほか、全部で9種類のヘラータイプが計画されていたが、量産されたのはこの3,5/3,5cmのみ。もっとも500ないし1000本を量産と云えればの話だが。
|
|
西のコンタックスIIa発売に合わせて投入された東のレンズで、設計はツェルナー。ただ西独には出回らなかったと云われるので、その他の地域への輸出用だったのかもしれない。柔らかいというよりもしっとりとした描写をする。数が少ないので余り市場には出ないが、ほかの35ミリに比べても安価な部類に入る。
|