主にエクサの標準レンズとして供給されていたトリプレット。1961年時点での価格が89DMと、自動絞り機構を装備したエキザクタマウント標準レンズでもっとも安い。プリセットでは同じトリプレットの、ルートヴィヒ・メリター2,9/50が52DMだった。これもエクサの標準レンズとして供給されていたもので、ドミプラン登場以後、メリターは生産を中止する。
　描写は３枚玉としては特に可もなく不可もない。安いなりに普通に写る。一応ファーストクオリティマークまでついているところがご愛敬だ。でもたった３枚でこれだけ写るのだから、サービス判ならまったく問題ないだろう。カラーは試写していないので発色は判らない。