■
Primotar 3,5/80
|
表記:Primotar 1:3.5/80 V |
最短撮影距離:1m |
最小絞り:22 |
絞り:プリセット |
マウント:エキザクタバヨネット |
構成:3群4枚 |
製造・年代:Meyer-Optik Goerlitz, ? |
フィルタ径:A58/S55X0,75 |
重量:365g |
特記事項:Vコーティング |
マイヤーの長焦点レンズで、プリモプラン1,9/75の廉価版であろう。いつごろからラインナップされていたのかは不明だが、1961年にはカタログ落ちしている。構成はオーソドクスなテッサータイプだ。きれいなアルミ鏡胴に収まっており、小さなエレメントに不釣り合いなほど鏡胴の径が大きい。フロントエレメントは鏡胴先端からかなり奥まったところにあるので、フードは特に必要ないだろう。ガラスが少ないせいか、重さは見た目に比べて大分軽い。
明るさが抑えられているため、描写性能は同焦点距離のF2,8テッサーに比べても格段に良い。やはりテッサー型の最高性能は開放値F4,5から3,5までの設計で得られるようだ。