FEDの距離計ハーフミラーの修繕


ふつうは必要ない作業だが、ハーフミラーが剥がれてしまったので修繕してみる。距離計ユニットを外しておく。
1)ハーフミラーグラス固定部材(39)を抑えている板バネ(40)を外す。ピンセットで斜めにずらしてやると簡単に外れる。

▲fig.1
2)下に向けてちょっと叩けば固定部材(39)とミラーグラス(41)が外れてくる。ユニットの内部を覗くと、グラスの位置決め部材(42)が見える。

▲fig.2

▲fig.3
3)ミラーグラスを無水エタノールなりレンズクリーナーなりで掃除する。ただのガラス板になるので、内側(接眼部側の面)に自動車用のウインドウフィルムを切って貼る。断熱カラーミラー色のブラックシルバーを使ってみた。シルバーでもいけるだろう。もちろん断熱である必要はなく、メタリックカラーであればいいと思う。結果は良好、反射像は明快だった。

▲fig.4
4)組み立て。
フィルムを貼った面が内側になるようにしてグラス(41)をユニットに入れ、固定部材(39)をはめ込む。固定部材の向きに注意。最後に抑え板バネ(40)をはめる。

▲fig.5



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