Leica M3バリエーション変遷


1954
700000 1号機(量産1号機は700001)
c.700700 フィルムガイドレールが4本になる(それまでは上2本下1本)
c.701600 トップカバー向かって左のコーナーの角張りがなくなる
c.703000 マウント12時の位置にカバー止めネジがつく
1955
c.730000 巻き戻しノブ中央軸頭のマイナスネジが偏芯した1個の赤点に変わる
c.730000 アクセサリーシューのストッパーピンの直径が3mmから2mmになる
??? 底部のフィルム装填イラストから長さ表示がなくなり、止めネジもなくなる
782001 トップカバーの止めネジ4本がなくなる
巻き上げレバーと巻き戻しノブの基部にリングネジが追加される
巻き戻しノブ中央軸頭の1個の赤点が2個の赤点になり、軸径が大きくなる
785801 視野枠セレクトレバーがつく
c.786001 フィルムカウンター指標が黒三角から白抜き三角になる
1956
844001 バックプレートがダイカストから板金加工になる
バックプレートのラッチがなくなる
バックプレートのフレーム枠幅が1mm細くなる
1957
c.854000 クロームメッキの梨地の肌理が粗くなる
854001 フィルム圧板がガラス製から金属製になる
シャッタースピードが国際系列から倍数系列になる
シャッタースピードダイヤルの仕上げがポリッシュクロームから梨地クロームになる
??? フィルムインジケーターの最高値がASA1000になる
1958
919251 巻き上げが2回巻きから1回巻きになる
巻き上げレバーの長さが2mm長くなる
距離計像エリアに被写界深度ノッチがつく
1959
c.926701 レンズロックボタンのマウント寄りの部分が削ぎ落とされる
c.926701 フィルムインジケーターの最高値がASA1300になる
963001 ストラップアイレットがドッグイヤー型から半円型になる
巻き戻しレバーが短くなる(M2タイプ)
??? ベースプレートのスプール軸受けが太軸1段から細軸2段になる
1962
c.1040067 接眼部の枠径が8,5mmから11,5mmになる
1964
c.1100000 この前後で一時期のみレンズロックボタンカラーがなくなる
1966
1164865 市販型最終機
1968
1206962〜1206999 西ドイツ軍オリーブカラーの最終ロット

参考文献:
「M型ライカ」世界文化社
「ライカのしくみ model M3」グリーンアロー出版社
「カメラスタイル25号」ワールドフォトプレス
「M型ライカヒストリーブック」◯出版社(○は木+世)


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