アーガス・オートロニック35カメラのつかいかた

背面の開放ボタンを押し上げて裏蓋を開く。下側に蝶番があるので下に開く。

巻き戻しレバーを起こし、巻き取り軸を回して爪を正面に持ってくる。巻き戻しレバーは元に戻す。
巻き戻しクランクを引き上げ、パトローネを入れる。
巻き取り軸の爪にフィルムリーダーのパーフォレーションを引っかけ、1ストロークぶん巻き上げる。巻き込みは順巻。

裏蓋を閉じ、フィルムカウンターを撮影枚数+2枚ぶんの数字に合わせる。カウンターは手動復元式で逆算式。
巻き上げとレリーズを繰り返し2コマぶんフィルムを空送りする。巻き上げレバーはかちっと音がするまできっちり回すこと。

鏡胴下側の感度設定ボタンを押しながらシャッター速度リングを回してフィルム感度をセットする。この当時のASA80は今のISO100に近しい。

シャッタースピードは5速、1/30から1/500まで。シャッター速度リングを回してセットする。表示が独特なので慣れないととまどうが、慣れたくもない。

ピント合わせはレリーズボタンの根元にあるピントノブを回して行う。普通の二重像合致式なので合わせやすい。
距離指標も独特すぎるので慣れないととまどう。というか慣れようがない。この数字はフラッシュ撮影用の数字なのである。

露出モードは鏡胴根元のリングを回して行う。「A」がオート露出、そのほかのポジションがマニュアル露出。
マニュアル露出指標も独特なので慣れないととまどう。もとより慣れようがないんだってば。ここの数字もフラッシュ撮影用数字だ。

オート露出では、レリーズの際に絞りがF3,5(開放)からF22までの範囲で自動的に絞り込まれる。
ファインダー内下部のメーターがクリアの領域にあれば適正露出となるが、赤の領域に指針がある場合、アンダー(左ぶれ)もしくはオーバー(右ぶれ)になる。レリーズストップはかからない。

フラッシュ撮影を試みる場合はオート露出は使えない。
まずピントを合わせ、ピントノブが示す数字を読む。
露出設定窓の数字をこの数字に合わせる。
これで適正露出が得られる。
要は被写体距離に応じて絞りを開くということだ。
使用するフィルム(とバルブ球の種類)によってこの数字に修正値を加算するよう、取説には書かれている。

巻き戻しの手順。
まず巻き戻しレバーを起こす。
巻き戻しクランクのポッチを矢印のある側と反対に押すとクランクが飛び出すので、これを引き出して矢印のほうに回し、フィルムを巻き取る。

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