左側面の開放ボタンを押し上げて裏蓋を開く。
巻き取り軸の出っ張りにフィルムリーダーのパーフォレーションを引っかけ、少し巻き上げる。巻き込みは順巻。
裏蓋を閉じ、フィルムカウンターが「1」を示すまで巻き上げる。チャージされないのでレリーズする必要はない。「1」で自動的に巻止めが働き、シャッターもチャージされる。カウンターは順算式。裏蓋を開放すると自動的に「E」に戻る。
シャッターがチャージされていないと、ファインダー内に「WIND」の警告表示が出る。
「MAN」は後述のマニュアルセット時に表示される。
パララックス補正はファインダーがレンズの真上にあるため上側のみで、5フィートと3フィートの目安が表示されている。
上面の感度設定ノブを回してフィルム感度をセットする。この当時のASA80は今のISO100に近しい。
シャッタースピードは2速、1/40と1/80のみ。設定リングを回してセットする。
ピント合わせは目測。鏡胴には距離目盛がグループ分けされており、使用頻度の高そうな距離にクリックストップがついている。
露出はオートで、レリーズの際にF2,8(開放)からF32までの範囲で自動的に絞り込まれる。
絞りをマニュアルセットする場合は、アイピース右脇のセットボタンを矢印の方向にずらしながら、アイピース下の設定リングを回し・・・
・・・露出計の緑色の針をE.V.値に合わせる。本来はフラッシュ撮影のための機能なのでE.V.スケールでの設定だが、表示されたE.V.値に関わりなく、要は左からF2,8、4、5,6、8、11、16、22で絞りが設定されるので、そのつもりで使えば良い。
マニュアルセットにすると、ファインダー内に「MAN」表示が出る。
オート露出に戻す場合は、緑色の針を右端に持っていく。
巻き戻しは、巻き戻しノブを1段引き上げ、左下(カウンターの左)のレバーを左にずらしながらノブを回す。